●われ張りつめた氷を愛す
われ張りつめた氷を愛す、かかる切なき思いを愛す、われその虹のごとく輝けるを見たり、かかる花にあらざる花を愛す、われ氷の奥にあるものに同感す、その剣のごときもののなかにある熱情を感ず、われはつねに狭小なる人生に住めり、その人生の荒涼のなかに呻吟せり、さればこそ張りつめたる氷を愛す、かかる切なき思いを愛す。
―― 室生犀星 [wiki]
- 大海の怒涛の中に
大海の怒涛の中に落ちた磁石のように、人間の忍耐は、逆境の中にあってもすぐに見分けがつく。
―― F・ハウク
- 境遇とか!
境遇とか! われ境遇を作らん。
―― ナポレオン [wiki]
- 不遇はナイフのようなものだ
不遇はナイフのようなものだ。ナイフの刃をつかむと手を切るが、把手をつかめば役に立つ。
―― メルヴィル [wiki]
- 自らを
自らを不遇と推断するほど、その身を不遇にするものはない。
―― セネカ [wiki]
- 自分のめざすところを
自分のめざすところをはっきり自覚し、たゆまぬ前進をするもの。自分の目的に対する手段を知ってそれをとらえ利用することを知っている人間は尊敬に値する。その目的が大きいとか、小さいとか、賞賛に値するとか非難に値するとかいうようなことは後になって批判されることだ。元来不幸とか不遇とかいっているものの大部分は、その原因をただすと、人間がいかに怠けもので、自分の目的を的確に知ろうともせず、たとえそれを知っても、それに向かってまじめに突進しようという努力の足りないところにある。人間にとってもっとも尊ぶべきことは、はっきり自覚した目的を持つことと決断、さらに実行である。
―― ゲーテ [wiki]
- 神様がお言いつけになられたのだから
神様がお言いつけになられたのだから、そのとおりにしなければならないと思いました。たとえ父親が百人、母親が百人あったとしても、たとえ王様の娘だったとしても、それでもやはりわたしは出発したことでしょう。
―― ジャンヌ・ダルク [wiki]
- みんなが
みんなが「不景気だ不景気だ」というときは、まだ不景気ではない。みんなが「もうダメだ」と思ったときが、本当の不景気なんだ。
―― 松下幸之助 [wiki]
- 剣は折れた
剣は折れた。だが私は、折れた剣の端を握ってあくまで闘うであろう。
―― ド・ゴール [wiki]
- 私にとって
私にとってもっとも不快なものはあきらめである。あきらめ切れぬ、という言葉は、あきらめを肯定してそれに到達しえぬ場合にのみ用うべき物である。が、私はあきらめを敵とする。私の日々の努力は、実に、このあきらめと戦う事である。あきらめるくらいなら自殺した方がよほどましである。というよりも、あきらめと戦うためには私はけっして自殺をも否定しない。死んで勝つということは絶対ないが、しかし死んで敗北から逃れるということはあるのである。
―― 北条民雄 [wiki]
- 情熱的に
情熱的に恋したことのない男には、人生の半分、それももっとも美しい半分がかくされている。
―― スタンダール [wiki]




