●ふだんは
「ふだんは、うねったり、波が立ったりしてる海を見ただけじゃあ、別に海ん中の魚の闘いは感じられねえっぺ。だっけんが、今日みてえに海から飛び出す魚を見ると、この海ん中じゃあ、魚が追いつ追われつしてるって、実感できるっぺさ。おらがたち人間社会も一見平凡に見えるけっかんが、実はいろんな争いが渦巻いてて、今のおらがと同じように苦しんでる人も、大勢いるに違いねえ!」
―― 近藤啓太郎
- 大海の怒涛の中に
大海の怒涛の中に落ちた磁石のように、人間の忍耐は、逆境の中にあってもすぐに見分けがつく。
―― F・ハウク
- 河に臨みて
河に臨みて魚を羨むは家に帰りて網を織るに如ず。
―― 淮南子 [wiki]
- 天高うして鳥の飛ぶに任せ
天高うして鳥の飛ぶに任せ、海闊うして魚の躍るに従う。大丈夫この度量なかるべからず。
衣を千仞の岡に振い、足を万里の流れに踊らす。大丈夫この気節なかるべからず。―― 石川丈山 [wiki]
- 愛人たちのあいだの争いにおいて
愛人たちのあいだの争いにおいて、自分のほうがよけいにまちがっていたのだと、つねに認めようとするのは、一番強く愛しているほうの側である。
―― スコット [wiki]
- 魚も
魚も一匹だけのときは警戒心が強く、なかなか餌にとびつくものではない。それが複数になり群集になるほど警戒心より競争心が強くなり、なかまのやることにはわれ先にととびつき、見境もなく釣餌にとびついてくる。そして、ひとの取ったものがすばらしく見えて、餌をくわえたなかまを追いかけていく。
―― 富永盛治朗
- 時は
時は苦しみや争いを癒す。というのは、ひとが変わるからである。ひとは、もはや同一人ではないのである。
―― パスカル [wiki]
- 平凡なことを
平凡なことを、毎日平凡な気持で実行することが非凡なのだ。
―― A・ジード [wiki]
- 平凡な才能を
平凡な才能をもった人びとにおいては、謙遜は正直である。しかし偉大な才能をもった人間においては偽善である。
―― ショウペンハウエル [wiki]
- すべての男性が家庭的で
すべての男性が家庭的で、妻子のことのみにかかわって、日曜には家庭的のトリップでもするということで満足していたら、人生は何たる平凡、常套であろう。男子は獅子であり、鷹である。
―― 倉田百三 [wiki]
- 理想の夫、理想の妻を
理想の夫、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。凡夫と凡婦が結婚するのである。
―― 亀井勝一郎 [wiki]




