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●死のない生とは

 死のない生とは何か? 死がなければ、生を重んじる者はいないだろう。

―― ボスハルト
※スイスの作家

  • 死を軽んじて

     死を軽んじて暴なるは、これ小人の勇なり。死を重んじ、義を持してたゆまざるは、これ君子の勇なり。

    ―― 荀子 [wiki]

  • あるいは、死は

     あるいは、死は、生とひとしく、生は、死とひとしいと言えるかもしれない。生きて、飲みかつ、喰うこと、これも、われわれの感覚のでっち上げたえそらごとなのかもしれない。されば、死とは、永遠のねむり以外の何ものであろうか? 生とは、ねむりつつ、かつ、喰うことに、存するのではなかろうか。

    ―― アリストパネス [wiki]

  • 死は

     死は生の自然の継続である。最もよき生の後に最も悪き死が来る理由がない。……死に対する最良の準備が最もよく生きることに在るのは疑ひがない。

    ―― 阿部次郎 [wiki]

  • だれからも愛されないのは

     だれからも愛されないのは、大きな苦痛だ。だれも、愛することのできないのは、生のなかの死だ。

    ―― グリューンベルグ

  • ありそうなことをいうのは

     ありそうなことをいうのは、万人の万人に対する戦いであり、ありそうもないのは人々の間の平和である。
     ありそうなことをいうのは、愚かさであり、ありそうもないのは理性である。
     ありそうなことをいうのは、死であり、ありそうもないのは不滅性である。
     このありそうもないことを希求すること、それがわたしたち生の意味であってほしいものだ。

    ―― エルンスト・フィッシャー [wiki]

  • 春くれて

     春くれて、後夏になり、夏はてて秋のくるにはあらず。春ややがて夏の気を催し、夏より既に秋は通ひ、秋は則ち寒くなり、十月は小春の天気、草も青くなり、梅もつぼみぬ。木の葉の落つるも、まず落ちてめぐむにはあらず、下よりきざしつはるに堪へずして落つるなり。迎ふる気下にまうけたる故に、待ちとるついで甚はやし。生老病死のうつり来る事、また是に過ぎたり。四季は猶定まれるつりであり、死期はついでを待たず。

    ―― 吉田兼好 [wiki]

  • 人は決して死を

     人は決して死を思考すべきではない。ただ生を思考せよ。これが信仰である。

    ―― ディズレーリ [wiki]

  • あらゆる

     あらゆる生あるものの目ざすところは死である。

    ―― フロイト [wiki]

  • 生まれたものに

     生れたものに死はかならず来る。死せるものはかならずまた生まれる。さけられないことをなげいてはいけない。
     生れる前には、存在は人の感覚で明らかでない。生れてから死ぬまでの間だけ明らかであり、死とともに、また明らかでなくなる。ここになんの悲しむべきことがあろう。
     生きているものすべてのなかに住む『かれ』は、永遠にうちこわされることがない。だから何者のためにも、けっしてなげくことはないのだ。

    ―― バガヴァド・ギーターより
    ※バガヴァド・ギーター:ヒンドゥー教の古典・聖典

  • 生は

     生は死から生ずる。麦が芽ぐむためには種子が死ななければならない。

    ―― ガンジー [wiki]

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