●その老人は
その老人は死ぬ一寸前に、わたしに云った。わしはこれで百年も生きてきたことになるが、別にこれといった不足もおぼえず、ただ体だけはどうにもいうことをききませぬ、と。そのうちこの男は、フィレンツェのサンタ・マリア・ヌォーヴァ病院の寝台の上に座ったまま身動きもせず、何の騒ぎもなく、この世から去っていった。
かくまでに甘い死の原因は何であったかを確かめようとして、解剖したのであるが、(やってみると)血管は固く、乾からびていたが、血管は詰まっていた。屍体には脂肪がなく、しめり気がなかった。二歳になる子どもでは、この反対のことがみられた。
―― レオナルド・ダ・ビンチ [wiki]
- 貧となり富めるものとなるのは
貧となり富めるものとなるのは偶然のことではない。富める人は富を得る原因があり、貧しいものは貧しくなる原因がある。富は節倹をなし、よく働くものに集まってくるもので、偶然集まってくるものではない。財は油断すれば自分のもとより逃げていく。富財を得ようとするには、勤勉と節倹・努力によってのみ得られる。一日働けば働いただけ利益があるが、一日働かねばそれだけ損失が大きい。こういうわかりきったことがなかなかおこなわれないのが人間のありさまである。明日をたのまず、今日一日働くべきである。
―― 二宮尊徳 [wiki]
- 運命というものは
運命というものは、他のことにおいてもそうであるが、特に戦争においては最大の役割を演ずるものであり、それは小さな原因から決定的な変化を引き起こすのである。
―― カエサル [wiki]
- 失敗は
失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である。
―― サウザーン(トマス・サウザーン)
- 現在は過去以外の
現在は過去以外の何ものも含んでいない。そして、結果のなかに見出されるものは、既に原因のなかにあったものである。
―― ベルグゾン [wiki]
- 貧困とかその他もろもろの
貧困とかその他もろもろの不運のばあいには、友だちは唯一の避難所と考えられる。また友だちは、若者たちにとっては過失を起こさせないための、老人たちにとってはその世話や老衰によるはたらきの不足をおぎなうための助けとなり、働きざかりの人たちのためにはいろいろのうるわしい行為をするための助けとなる。
―― アリストテレス [wiki]
- 老人は
老人は数年前の事において往々錯誤あり、今みだりに人に語らば少差を免れず、或は障害をなさむ、慎まざるべからず。
―― 佐藤一斎 [wiki]
- 老人は
老人は若者より病気は少ないけれども、彼らの病気は彼らから去らず。
―― ヒポクラテス [wiki]
- 老人は
老人は何も言うことがなくなると、すぐに近頃の若い者は……と言うものだ。
―― チェーホフ [wiki]
- 少年の頃は
少年の頃は打ち解けず、反抗的、
青年の頃は、高慢で、御しにくく、
おとなになっては、実行に励み、
老人になっては、気軽で、きまぐれ――
君の墓石にはこう記されるだろう。
確かに、それが人間なのだ。―― ゲーテ [wiki]
- 老人は
老人は一日をもって十日として日々楽しむべし。常に日を愛惜して一日もあだに暮すべからず。
―― 貝原益軒 [wiki]




