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●現在は過去以外の

 現在は過去以外の何ものも含んでいない。そして、結果のなかに見出されるものは、既に原因のなかにあったものである。

―― ベルグゾン [wiki]

  • おまえがいつの日か

     おまえがいつの日か出合う禍いは、おまえがおろそかにしたある時間の報いだ。

    ―― ナポレオン [wiki]

  • その功の成るは

     その功の成るは成る日にあらず、蓋し必ず由って起こる所あり。禍の作るは作る日に作るにあらず、また必ず由って兆す所あり。

    ―― 蘇洵 [wiki]

  • 貧となり富めるものとなるのは

     貧となり富めるものとなるのは偶然のことではない。富める人は富を得る原因があり、貧しいものは貧しくなる原因がある。富は節倹をなし、よく働くものに集まってくるもので、偶然集まってくるものではない。財は油断すれば自分のもとより逃げていく。富財を得ようとするには、勤勉と節倹・努力によってのみ得られる。一日働けば働いただけ利益があるが、一日働かねばそれだけ損失が大きい。こういうわかりきったことがなかなかおこなわれないのが人間のありさまである。明日をたのまず、今日一日働くべきである。

    ―― 二宮尊徳 [wiki]

  • その老人は

     その老人は死ぬ一寸前に、わたしに云った。わしはこれで百年も生きてきたことになるが、別にこれといった不足もおぼえず、ただ体だけはどうにもいうことをききませぬ、と。そのうちこの男は、フィレンツェのサンタ・マリア・ヌォーヴァ病院の寝台の上に座ったまま身動きもせず、何の騒ぎもなく、この世から去っていった。
     かくまでに甘い死の原因は何であったかを確かめようとして、解剖したのであるが、(やってみると)血管は固く、乾からびていたが、血管は詰まっていた。屍体には脂肪がなく、しめり気がなかった。二歳になる子どもでは、この反対のことがみられた。

    ―― レオナルド・ダ・ビンチ [wiki]

  • 運命というものは

     運命というものは、他のことにおいてもそうであるが、特に戦争においては最大の役割を演ずるものであり、それは小さな原因から決定的な変化を引き起こすのである。

    ―― カエサル [wiki]

●意識する存在にとって

 意識する存在にとって、生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということはかぎりなく己れ自身を創造していくことである。

―― ベルグゾン [wiki]

  • 結婚は個人を孤独から救い

     結婚は個人を孤独から救い、彼らの家庭と子供を与えて空間の中に安定させる。生存の決定的な目的遂行である。

    ―― ボーヴォワール [wiki]

  • 死は

     死はわれわれの不断の発展における一歩にすぎない。われわれの出生も同様の一歩であった。ただ異なるところは、出生は生存のある様式にとって死であり、死は生存の他の様式への出生であるという点である。

    ―― パーカー

  • 性は

     性は、愛しあう二人が、単独者の世界を越えて、一対の意識を生み出そうとして異性を呼ぶ声です。異性へのやさしさです。たとえ子供であれ老人であれ、また独身であっても、人間であるかぎりあたためることができる心と肉体の一致点です。異性世界のありのままの姿を呼ぶ声です。性以外の原理でゆがませられることはいやだと、多くの障害をつらぬいて、異性をゆさぶりつづけている生ま身の声です。自分だけが満足したい心とからだの一致点ではありません。

    ―― 森崎和江

  • 自分のことしか

     自分のことしか考えられないものとは、自分がまったく見えなくなっているもののことである。つまり自我の意識のみあって自我の認識を欠くもののことである。

    ―― 岸田国士 [wiki]

  • 女性は

     女性は意識して母になるかならないかを決めるようにならなければ、ほんとうに自由とはいえない。

    ―― M・サンガー [wiki]